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■テレビ放送の受信

(1)BS、CS放送の受信

衛星放送には、BS放送とCS放送の2種類がある。
BS放送は、一般視聴者を対象にした「放送衛星」(Broadcasting Satellite)で、BSアナログ放送とBSデジタル放送とがある。
CS放送は特定の相手を対象とした「通信衛星」(Communication Satellite)として始まり、放送法の改正に伴い、現在は一般視聴者が受信できるようになった。CS放送は、デジタル放送を直接送信する方法を用いており、信号の圧縮技術や複数の偏波を使用することにより、アナログ放送に比べ、一つの中継器(トランスポンダ)で多くの番組が受信できる。現在、東経124度と128度の2つの衛星を使った300チャンネル規模の専門チャンネル及びBSデジタル放送と同じ東経110度の衛星を使った専門チャンネル+高性能サービスがある。
110度のCSデジタル放送は、右旋回偏波、変調方式もBSデジタル放送と同一規格であり、アンテナなどの受信機器が共有化できるメリットがある。

(2)デジタルCS放送とBS放送の比較

デジタルCS放送
BS放送
名称
スカイパーフェクTV
スカイパーフェクTV!2
プラットワン、epサービス
アナログ
(WOWOW)
デジタル
衛星
JCSAT3号
JCSAT4号
N-SAT-110
BSAT-1a
BSAT-2a
軌道位置
東経128度
東経124度
東経110度
東経110度
東経110度
方位角(東京)
199.7°
205.8°
224.4°
224.4°
224.4°
仰角(東京)
46.7°
45.3°
38.0°
38.0°
38.0°

(3)BSアンテナの仰角と方位角(日本各地)

都市名
仰角(度)
方位角(度)
札幌
31.2
221.7
青森
33.3
222.3
仙台
35.3
224.0
新潟
36.6
222.1
東京
38.0
224.4
千葉
37.8
224.4
横浜
38.3
224.5
名古屋
40.1
221.5
京都
40.9
220.0
大阪
41.4
220.0
岡山
42.3
218.0
広島
43.4
216.2
高松
42.6
218.4
高知
43.5
218.2
福岡
45.2
213.9
熊本
45.8
214.9

(4)地上デジタル放送

地上デジタル放送は、関東・中部・近畿圏でスタートした。高画質・高音質、多チャンネル放送、双方向性の実現、ゴーストのないきれいな画像などいくつかのメリットがある。
地上デジタル放送は、UHFの電波を使うため地上デジタル放送用UHFアンテナが必要である。
従来のテレビやビデオで地上デジタル放送を受信するためには地上デジタル用チューナ等の受信機が必要。また、従来のBSデジタルチューナでは地上デジタル放送は受信できない。
共同受信設備の場合は、ブースタ等の調整又は取替が必要である。
現在のアナログテレビ放送は、2011年7月まで続行される。

 

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